座間市Ｓ様　外壁弾性スタッコ/屋根の塗替え工事

屋根の塗装です。　　　見積もり調査の段階で、屋根材のひび割れを確認していました。
原因はいろいろありますが、素材の劣化もその一つです。

なので、使っている塗料は下地強化塗料という材料を選びました。

狭い隙間には、止水セメント（接着剤入り）を載せて、少量の水で浸透　均一にさせます。

ひび割れは知らない間に、写真の様に増えてきているのが、良く分かります。
グレーの部分は止水処理を行った部分です。

大きいひび割れには、止水コーキング材を注入します。（別の材料を使います）

左の写真はひび割れをきちんと直すために、機械で広げています。

玄関脇のひび割れは、モルタル壁本体が浮いてしまっています。
そのまま、止水コーキングを注入しても、モルタルが動いてしまうので割れが発生します。

なので、『モルタル壁の固定率』を上げる為に、浮の状態を　音　で判断して、点で補強固定を行います。　　その浮きが激しければ、外壁が元の位置に戻るので、点を起点として別の箇所へ伸びるひび割れが発生します。

ですが、何もしなければ再度割れが発生します。

このひび割れに対する考えは、その場限りの物ではなく、数年後にもアフターケアが必要になることが予測できます。考えながら作業を進めます。

全体の仕上がりの様子です。

S様宅の　外壁はツートンカラー。
写真は1色分しかないですが、1階　2階共にしっかりと塗り込んであります。

使っている塗料は　通気型シリコン塗料です。
耐久目安は10年です。

S様宅に使用されている弾性スタッコという外壁は、非常に水分を含みやすい素材の為、塗替えに使用する塗料の相性を正しく考えないとトラブルを誘発します。

そのために、通気性を重視した塗料選定をしてあります。

外壁塗装の上塗りです。　中塗りと同じ材料を使用します。

エアコン冷媒管　外壁の開口部です。　　エアコン粘土パテを詰めました。

雨戸の塗装　仕上げです。

Ｓ様　大変お待たせしました！
工事が完了しました。　工事後、お礼のお電話も頂き、ありがとうございました。

今後はアフターケアでお伺いさせて頂きますので、宜しくお願いします。