傷んだスレート屋根　サイディング外壁のメンテナンス

スレート屋根の状態です。　屋根の表面にコケが繁殖しております。

今日は高圧洗浄でコケや汚れをしっかりと落として、塗装ができる状態にしたいと思います。

外壁サイディングの高圧洗浄です。　　壁には青かび、藻類が繁殖しているので洗い流します。
（写真は　２階　の外壁。）

O様　ベランダの床になります。　　今回の工事で床に敷いてあった、人工芝を除去することになっていましたが、とりあえず簡単にはがせるところだけやっておきました！

乾けば、今までよりもだいぶ白く、きれいになっているのがわかると思います。

高圧洗浄は完了しました。　　ご近所の方へも、洗浄のご協力のお礼も申し上げておきました！

屋根　 棟押さえ板金　です。
棟押さえを固定している釘が浮いておりましたので打ち直しをしました。

ただ、それだけではなく、ステンレスビスにて補強固定をしておきましょう。

電気メーター配線の取り外しになります。
配線の裏側。　写真で見るとわかりますが、かなり汚れ、キズがあります。

こういったヶ所もしっかりと作業をしたいので、大きな配線だけは外して塗替え作業を行います。

こちらは雨トイです。
今回の工事ではコーキング目地を交換し、その上に目地カバー金物を取付いたします。

塗装前のビニール養生作業。　　階段や玄関周りの様子です。

地面に通常のビニールをはると滑りやすくなりますが、Ｏ様が通行するところは滑り止め加工させているビニールを使用してあります。

Ｏ様　西側の庇（ひさし）です。　　
庇の先端部が腐食しているという個所です

表面上は残しておくと腐食が進む上に、今回の工事で防水性をあげたとしても腐食しているものに作業をしても意味がないので、除去しておきます。　（除去しても性能には何ら問題ありませんのでご安心を）

本日はコーキング作業になります。
屋根の棟押さえ　３日目は補強固定をしましたが、つぎめのコーキング処理もしておく必要があります。

左の写真＝プライマー材　　　右の写真＝コーキング材

サイディング壁のコーキング目地を交換します。

古いコーキング材を撤去し、プライマー材を塗り込みます。

ボンドブレーカーというコーキング材を目地の底面に貼り付け、新しいコーキング材を注入します。

このテープを張ると、新しく注入するコーキング材は底面には密着しません。　
そうすることで、サイディングのみに密着するので、地震の揺れ　・　サイディングの熱収縮に対応できる伸縮目地となります。　

この仕組みで、今後10年しっかりと耐久出来るように作業を進めたいと思います。
（底面に密着してしまうと3面接着という現象が起きて、伸縮する事ができない目地になってしまいます）

タテ目地コーキングの作業の様子です。

このタテ目地はすべて塗装したあとに、目地カバー部材を取付させて頂きます。

サイディング壁のひび割れです。　　こういう個所は塗装を塗り込んだだけでは長持ちしません。

カッターでひび割れを広げてあげて、止水コーキング材を多めに注入します。

1階リビングの出窓まわりの止水コーキング。　Ｏ様　ここら辺から雨が入っていた可能性もあります。

右側の写真　＝　ベランダ外側のタテ目地コーキングの様子。

幕板の塗装になります。　　痛みが激しいので、下地強化塗料を塗っています。

これを塗ると幕板の表層が強く固まります。　（エポキシという成分が強い接着成分となります）

続きまして、　軒天　と　破風板の下塗り塗装になります。
幕板と同じように下地強化塗装を塗り込んでおきましょう！

屋根です。　　（スレート瓦屋根材）
屋根は15年近く経過しているとの事で、見積もり調査時も痛みが激しいことを確認しました。

屋根材の表層の劣化を下地強化塗料でしっかりと固めておきましょう。
浸透して屋根材を活性化したような状況にしてくれます。

外壁の塗装になります。
下塗り塗装です。　　外壁に直接、上塗り塗料を使用するとはがれます。

下塗り塗装を行うことで、外壁サイディングと上塗り塗装が長年にわたり密着することが出来ます。

下塗り塗装を行った様子です。
白くなりました。　　白くすることにより、外壁サイディングひび割れなどを見つけやすくする効果も生まれます。

下地処理は非常に大切なので、しっかりと作業を進めておきたいと思います。

引き続きよろしくお願いします！

キレイになりました！　　
確認していただこうと思ったのですが、窓にビニールを張っていて見れないですよね。

8日目には玄関周り（北）の1階と2階のサイディング壁　の上塗り塗装を行いました。
本日は、残っている東・西・南面の上塗りを行います！

左の写真　＝　2階のサイディング壁　　　右の写真　＝　１階のサイディング壁

上塗りに使用している塗料は　『ナノコンポジットＷ』　という材料です。

サイディング壁　4面とも上塗り塗装の仕上げ塗りです。

ベランダまわりの　色分け見切り　ヶ所。
ベランダの外側は濃いめ色　　ベランダの内側は薄目の色。

明日はサイディング目地材をカバーする部材の取付を行います。
引き続きよろしくお願いします！

スレート瓦屋根。　
６日目に下地強化塗装を行いましたが、今日は通常の下塗り塗装を行います。

通常の下塗り塗装とは、スレート屋根　と　上塗り塗装（遮熱シリコン塗料）を密着させるための塗装です。

全体が白くなりました。　　
Ｏ様邸の作業の狙いはこうです。
①　下地強化塗装で傷んだ屋根材をしっかりと強固にかためる
②　通常の下塗り塗装で　造膜タイプ　（色付きの下塗り塗装）を使うことにより、吸い込み止めの役割になります。

サイディング目地コーキングです。
コーキング目地をメンテナンスフリーにする目地カバー部材を取付しましょう。

コーキング目地は　作業　４日目　５日目　６日目　にすべて新品に交換済みです。
その上に、目地カバー部材を取付して、今後は雨も紫外線も影響を受けない様にするという工事方法になります。（今後の塗替えでは、タテ目地コーキングの交換作業は必要ありません）

雨トイの裏側　　ベランダ手すりの絡み合うところ

取り外したり、加工したりと作業を進めてまいります。

裏からのようす。　　屋根の下塗り２回目で白くなっています！

今日は本当に厚いですが、雲がきれいな日でした！

サイディング目地カバー部材はガルバリウム鋼板という素材です。
このままの色ですと目立つの外壁と同じ色に塗装をします。

まずは、下地処理で表層を目粗し（めあらし）をします。

こちらはベランダの手すりの板金部分です。　　
手すりの丸棒部分はアルミ製なので塗装ができませんが、作業しているヶ所は板金です。

目粗し　＆　下塗り塗装を行います。

シャッターＢＯＸの作業写真です。
目粗し　＆　下塗り塗装のようす。

手すり笠木の固定部分（支柱）です。　　こちらの付け根も雨が入りやすいので、点検しておきました。

異常はありませんでした！

ここは下手に作業をしてしまうと雨漏りの原因につながるので、現状のままとします。

幕板の下地調整です。
ボロボロになっている個所に、防水材を塗り込んで長持ちするようにします。
（雨が当たるヶ所が傷んでおりました。　防水材でしっかりと保護しておきます）

ベランダ手すりです。　　板金部分は塗装ができますので、セラミック塗装で保護します。
（透明な塗料なので、塗っているようには見えませんが、下塗りは１１日目の作業で行っております）

ベランダの床です。　工事前は人工芝が敷いてありましたが、この止水処理をするために人工芝を撤去。

つぎめの部分の止水処理は、
ステンレスの熱伝導率をによる、コーキング材への影響を考慮して　シリコン　を使用します。

マスキングテープ　＆　プライマー　＆　シリコン　　　この作業を行います。 　

止水処理の完了です。　　

今日は雨です。　　　

前もって天気予報で雨とわかっていたので、エアコン室外機の囲いも塗っておきたかったので持って帰ってきて塗装をしてます。

屋根塗装になります。　

屋根に　高日射反射塗料　＝　遮熱塗料（太陽光を反射する塗料）　を塗っています。

遮熱塗装　上塗り　1回目になります。（使用しているのはスーパーパラサーモシリコンという商品）

上塗り塗装　1回目　　乾燥を確認しましたら、2度目の上塗り塗装を行います。

塗装の厚みが均一になるように、丁寧に塗ります。

仕上がりです！　　ピカピカになって、太陽光を反射し始めました！

耐候性　耐久性もばっちりな　スーパーパラサーモシリコン。
今後　10年　屋根を守ります。

こちらは幕板の上部をご覧ください。
塗装作業の為にはずしていた、電気メーター配線を復旧しました。

サイディング目地　カバーです。
取付が終わっていなかったところの、取付　仕上げになります。

目地カバーは外壁と同色に塗っておきます。

エアコン配管カバーです。　　外して外壁塗装をしておりましたが、先日、復旧しました。

そのままでは、色あせが目立つのでアイボリー色のセラミック塗料を作りましたので、塗っておきましょう。

ベンドキャップ　（トイレ・お風呂場などの換気口）　

これのまわりからも雨が入り込みます。　　高耐候シリコンコーキングにて止水処理仕上げをしておきます。

これで、すべての塗装作業が完了しました！

雨が多く、期間がかかりましたが、納得のできる工事ができました！

遮熱効果を得るために明るめの色を採用させていただきました！

太陽光が強く　反射していて、まぶしいです。
明日から、日射反射効果が表れます。　　暑い日に室内が涼しくなる体感ができるといいなと思います。

最後にＯ様への感謝の気持ちを込めて、家の周りをお掃除させてください。

あとは、足場解体を残すのみです。

解体まで、少しお時間を頂ければと思います。

最後まで、よろしくお願いします。

O様　一通りの確認も終わりました！

工事中天候に恵まれないことが多かったですが、全ての作業を完了することが出来ました！
サイディング目地カバー部材　　屋根の高日射反射塗料（遮熱塗料）　など、工事のテーマになる内容は色々とございましたが、それら一つ一つに対し、『家を長持ちさせる事が本質』と考え、作業を進めました。

私たちの工事はいかかでしたでしょうか？　ご満足いただけましたでしょうか？
万が一、気になる箇所がありましたら、何なりと申しつけくださいね。

今後は、工事後のアフターケア点検にてお伺いさせていただきます。
末永く、お付き合いの程、お願い申し上げます！
誠に、ありがとうございました！